石川県にいながらベンチャー企業で働きたいと考える人が増えています。
これから伸びる可能性があるベンチャー企業に入社できれば、自分の成長と会社の成長を同時に味わうことができます。
しかし、ベンチャー企業で働いたことがない場合、優良ベンチャー企業を見つける方法は難しいです。
石川県のベンチャー企業はどこ?就活や転職におすすめのベンチャー企業
その理由は、ベンチャー企業と零細企業がかなり似ているからです。
ベンチャーだと思って入社した会社が、零細企業やブラック企業だったなんてことがあったら、泣くに泣けません。
今回は石川県のベンチャー企業の探し方や見分け方をご紹介します。
地方のベンチャー企業の正体は零細企業
ベンチャー企業と聞くとIT系やネット系を思い浮かべると思います。
社長は20代や30代で、ZOZOの前澤社長のような派手なイメージ。
まぁイケイケの会社というものは日本全国のベンチャー企業の中でもすでに完成しているような会社なので、元ベンチャー企業という枠組みです。
ベンチャー企業はオリジナルの技術を使って新しいサービスを提供する会社のことで、技術力が高かったり新しい取り組みをしている場合が多いです。
石川県などの地方のベンチャー企業は革新的ない技術力があったり、新しいサービスを行う会社は滅多にありません。
多くの会社は社員数10名以下の零細企業というのが実態です。
もちろん中には、素晴らしい技術で世の中を変えるサービスを開発する会社もあります。
ベンチャーだと思って入社した会社が実は零細企業だったなんてこともあるので、会社をしっかりと知ることが大切です。
地方ベンチャー企業の見分け方
これから説明することは石川県だけでなく、日本全国の地方にあるベンチャー企業に当てはまる話です。
ベンチャー企業を零細企業の見分け方をご紹介します。
人が増え続けている
ベンチャー企業と零細企業の違いは、従業員が増え続けているかどうかです。
従業員数が右肩上がりで増え続けている会社はベンチャー企業であって、横ばいか減っているなら零細企業です。
従業員とは会社を経営するための最も大切な経営資源です。
ベンチャー企業はヒトの大切さを理解して、育成・能力開発を十分行う場合が多いです。
残業を減らしたり、有給休暇の取得率を上げることはもちろん、リモートワークの導入や誕生日休暇など働きやすい環境を用意することでヒトが集まってきます。
一方、零細企業は従業員は働くものとして認識している場合が多く、その労働環境は悪いです。
サービス残業、過酷なノルマ、不明確なキャリアパス、低賃金などブラック企業である場合が多いです。
そのような環境では社員の定着率が悪く、人数が増えないのです。
会社の売上が伸びている
会社の売上高の推移を見ることは見分ける大切な要素です。
売上高よりも利益が大切と言う人もいますが、それは違います。
売上高だけを見ればいいのです。
利益は売上が減っても、会計上のテクニックで増やすことができます。
しかし売上は利益の源泉になるので、操作することができません。
売上が上がっていることは会社のサービスが認知されている証拠です。
女性社員が多いこと
女性社員が多い会社はベンチャー企業と考えられます。
これは地方企業に限定して言える話です。
ぶっちゃけて言うと、地方では女性が正社員として働くにはハードルが高いです。
詳しくはこちらの記事を読んでください。
北陸地方に住む文系女子の就活の悩みは会社の選択肢が少ないこと!北陸女子の就活の悩みとは?
そんな中、会社が女性への理解があり女性もその会社を選び、働き続けられるのは企業として働きやすさが整っている証拠と言えます。
30%〜40%の社員が女性であることを目安にしましょう。
給料が増えない、年功序列
ベンチャー企業に入社する目的は、若くして高年収を得られる可能性があるからと言う人もいるでしょう。
東京のベンチャー企業では20代で年収1000万円を超えたり、役員になったりすることもあります。
ベンチャー企業とうたっていても、年収が増えていなかったり、年功序列である場合は零細企業であることを疑ってください。
まとめ
転職や就職活動で大手企業ではなく、ベンチャー企業を目指す人も増えています。
ベンチャー企業で働いたことがない人にとって、ベンチャー企業と零細企業を見分けることは難しいです。
零細企業やブラック企業ほど、「うちはベンチャー企業です!」という雰囲気で近づいてきます。
ベンチャーだと思って入社した会社が単なる零細企業なんてことがあったら、夢も希望もなくなるかもしれません。
そうならないためにも、会社研究を十分行いましょう。