面接で自分のことをアピールしたい場合はSCQAで話を進めれば高い評価が得られます。
SCQAとは、超デキるビジネスマンなら当たり前に使っているビジネスフレームワークの一つです。
SCQAに従って、話をすることで自分の考えを論理的に相手に伝えることができます。
面接で話すときにSCQAを使えば、あなたの論理的能力の高さをアピールすることができます。
この記事では、SCQAで話す方法を紹介します。
SCQAって何?
SCQAはあなたの考えや思考プロセスを相手に論理的に伝えるためのビジネスフレームワークです。
このフレームワークを使って考えをまとめることで、論理的で説得力のあるストーリーを作ることができます。
SCQAは下の英単語の頭文字を表しています。
- S:Situation(状況)
- C:Complication(複雑な問題)
- Q:Question(課題の提示)
- A:Answer(解決策)
Situation(状況)
現在の状況や背景を説明します。現状把握と同じです。
あなたの置かれている立場を客観的に伝えることで、自分と相手で今の状態について合意します。
Complex(複雑化)
現在の安定した状況を変化させられたことを説明します。
いままで通りのやり方では通用しなくなってきたことで、何かしらの対応が必要になってきたことが伝わります。
Question(課題の提示)
Complication(複雑な問題)に対するあなたが取り組む課題を説明します。
何をする必要があるのかを提案することで、相手に同じ問題意識を共有することができます。
Answer(解決策)
ここではQuestion(課題の提示)に対しての具体的な解決手段を提案します。
S→C→Qとスムーズに繋がっていれば、Answer(解決策)ではあなたの考えに正当性があることを裏付けられます。
SCQAの例
SCQAを使った具体的な例を紹介します。
例1:コロナ対策の場合
- S:新型コロナウイルスの感染が広がっている。
- C:接触を避けた生活が求められている。
- Q:接触回数を減らした生活をする必要があるのでは?
- A:自宅で買い物ができるサービスを利用する
例2:健康管理の場合
- S:気がついたら、年齢も30代半ばになってきたな。
- C:最近なんだか疲れやすくて体力が落ちてきたような気がする
- Q:健康で過ごすために運動を取り入れる必要があるのでは?
- A:毎朝早起きしてウォーキングをしよう!
例3:営業活動の場合
- S:売上が減少傾向にある
- C:リピーターの継続率が下がっていることがわかってきた
- Q:顧客のニーズを捉えた商品になっていないのかもしれない?
- A:アンケートで顧客のニーズを聞き出して、商品を改良する
まとめ
SCQAはあなたの思考プロセスを論理的に組み立てることができるとても役立つビジネスフレームワークです。
SCQAに従って文章を書いたり、話すことであなたの考えをスムーズに伝えることができます。
SCQAは論理構造を正しく捉えることができるので、あなたの論理的思考力の高さをさり気なくアピールすることに繋がります。