転職エージェントに登録すると、求人の紹介から企業への書類選考や面接の日程調整など転職に必要な作業を代行してくれます。
転職する人にとっては、転職エージェントは無くてはならない存在です。
転職エージェントに登録しても選考結果が遅く感じることはありませんか?
「選考結果まだ出てないのかな」「こんなに時間がかかるのっておかしくない?」
このように選考結果が遅いとイライラしますよね?気になって気になって何度もメールを見てしまいます。特に志望度が高い企業の選考結果であれば、早く結果が知りたいですよね。
一体、なんで転職エージェントは選考結果の連絡が遅いのでしょうか?
選考結果が遅い理由を転職エージェントで勤務する僕が詳しくご説明します。
実は、選考結果が遅いのにはたくさんの理由があるのです。転職エージェントからの選考結果が遅いと思っているあなたも、これからご説明するいずれかの理由に当てはまる可能性があります。
転職コンサルタントの僕が選考結果が遅い理由をご説明します。
選考には一週間くらいかかることを忘れないで
選考結果が遅いと感じるのは、面接を受けてどれくらいたった頃でしょうか?
早いければその日のうちに面接結果が出る企業がありますが、一般的にはどれくらいかかるのでしょうか?
中途採用の場合、選考結果が出てくる目安は一週間です。
もちろん少人数の会社から、従業員が1,000人を超える大企業までいろいろな会社があることは忘れないでください。
一週間以上経っても選考結果が出てこないと「遅い」と感じるべきです。一週間たっても選考結果が来ない場合、これから紹介するいずれかの理由で遅れていることになります。
選考結果の連絡が遅い理由
企業の選考スピードが単純に遅い

決済の早い少人数の企業やすぐにでも人がほしいと思っている人材難の企業の採用スピードは早いです。しかし、中には人材採用が難しい売り手市場という事を理解できていない企業もあります。そのような企業の選考スピードは驚くくらいゆっくりとやっています。
特に創業が長い老舗の企業や従業員の平均年齢の高い会社に多い印象です。
自分で求人を探してきて自分でエントリーをした場合、選考結果が遅いときにできることは「待つのみ」です。
しかし、転職エージェント経由だと担当の転職コンサルタントに連絡をしてプッシュすることも可能です。そういった意味では転職エージェントを利用してみる価値もあります。
僕が在籍していた転職エージェントでは、企業からの結果が遅いときによくプッシュの電話やメールをしていたので、遅いと感じたら遠慮せずに転職エージェントに確認しましょう。
保留中になっている

保留というのは企業が採用しようか不採用にしようか結論を出すことに迷っているという状態です。
意外と思うかもしれませんが、企業はこのような理由で選考結果が遅くなることはよくあります。僕が在籍していた転職エージェントでもこのようなケースが頻繁にありました。
僕の場合は、企業が迷う場合は再面接を実施してもらうようにお願いしていました。
面接を受けて採用か不採用か迷っているというのは、どういう理由なのでしょうか?
企業は同時並行であなた以外の方と面接を行っています。他の候補者と比較してどっちを採用しようかも迷っているときがあります。
その他には、別候補者の採用面接が一週間後に控えていて、その候補者をみてから決定したいなどの理由です。
これも、転職エージェント経由で応募した場合は遠慮なく問い合わせることができます。
応募者が多く選考に時間がかかっている

上場企業やホワイト企業は人気が高く応募者が殺到しまよね。これは、新卒に限った話ではなく転職でも同じです。
企業にはたくさんの人が応募しているのであなたはその中から比較されて選考されることになります。
実はこのような場合は、採用面接の結果はすぐに出やすいのですが、書類選考に多くの時間がかかることがあります。
人気の企業では採用基準が高く基準に満たない人材は即日不採用になります。
スキルが足りない人を面接していては時間のムダになるので、そういった人を足切りするために書類選考に時間を掛ける傾向があります。長い場合だと書類選考に2週間かかる会社も珍しくありません。
人気企業であれば書類選考から採用面接を受けて結果が出るまで一ヶ月以上かかることもザラです。
このような場合でも転職エージェント経由であれば、進捗確認をおこなってくれます。
企業が結果の連絡を忘れている

企業が選考結果の連絡を忘れることがあります。
あなたからすれば「ふざけるな!」と思うかもしれませんね。
僕が在籍していたときにも、こちらから問い合わせて思い出すケースもありました。人間なので忘れることは仕方ないですがちょっと困りました。
多くの会社が忘れるのではなく、忘れるのは決まって同じ会社の同じ担当者です。転職コンサルタントとして経験が長くなれば、「あの人事は忘れっぽいから気をつけよう」とカンを働かすことができるようになります。
もちろんこの場合も転職エージェント経由だと問い合わせをしてくれます。
人事が採用に慣れていない

人事の中には採用や面接に慣れておらず採用に関するスピード感がわからない担当者がいます。
実は採用担当者というのは20代から30代前半の社員が担当することが多いんです。採用担当者が若いほうが学生からの印象が良いという理由です。
しかし、そういった経験の浅い人事担当者の場合、売り手市場ということが理解できずにスローペースで進める場合があります。
この場合、選考結果が出ていて結果の連絡をできていないだけのときもあります。
自分だけで転職活動を進めている場合は、会社に連絡して結果を聞きにくいです。転職エージェント経由であれば、選考結果を確認することも簡単です。
内定だけど書類の作成に時間がかかっている

これは最終面接に限った話ですが、人事の中ではすでに内定で話が進んでいますが社内の稟議がおりるのが遅くて連絡が遅れることがあります。このような理由は大手であればあるほど起こります。
大手企業では採用する場合、多くの書類の作成と関係部署に確認をする必要があります。
また、内定を出すときには勤務内容や給料を決めた採用条件書を用意する必要があります。この採用条件書を作成することに時間がかかる場合があります。
僕が転職コンサルタントとして働いていた会社では、採用条件書の作成の手間を省くために企業に代行して作成することもありました。企業からハンコをもらうだけの状態まで僕が作っておくこともありました。
連絡が遅いからといって諦めることはない
選考結果が遅いと不採用なんじゃないかと不安になりますよね。
でも連絡が遅いからといって必ずしも不採用というわけではないことがわかったと思います。
不安な気持ちで結果を待つのも辛いので、あまり考えないようにしましょう。あなたのできることはすでにないので、他の企業の選考を進めたり、新しい求人情報を探しましょう。
たしかに選考結果が来ないと落ち着きませんが、説明したような理由で遅れることがあります。
転職エージェントを利用したほうが結果を急がせることができる
ここまで説明してきてわかったと思いますが、転職エージェントを利用したほうが転職活動を早く進めることができます。
自分で求人情報を集めて、自分でエントリーした場合、選考結果が遅くなっても直接会社に問い合わせることは気が引けます。転職エージェントを利用していれば、担当者に問い合わせることで進捗を確認してもらえます。
僕が人材紹介会社で転職コンサルタントとして勤務していたときも、多くの求職者から「選考結果はまだですか?」という問い合わせを受けたことがあります。
これから転職活動を始める方は転職エージェントに登録して活動を進めたほうがスムーズに進むの転職エージェントに登録しましょう。
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