こんにちは。
石川県、富山県、福井県の北陸地方で転職エージェントとして働いていた元転職コンサルタントのtamaです。
転職活動をしていると不採用になることは当たり前にあるので、不採用だからといって落ち込むことはありません。
さて、転職活動で企業が候補者を不採用にするにはどんな理由があるのでしょうか?
「コミュニケーション力不足」「スキルが足りない」「社風に合わない」という理由で不採用になることが多いですが、なんとなくしっくりこないと思いませんか?
僕が転職コンサルタントとして働いていたときに聞いた不採用の本当の理由をご紹介します。
企業が候補者を不採用にするときには本当にいろんな理由があります。「え!そんな理由で?」と驚くような理由もあります。少し気をつければ避けられるような理由もあるので知らないのはもったいないですよね。
企業が不採用にする本当の理由
清潔感がない

清潔感がないというのは面接に限らず、大人としてマナー違反です。不潔な人は、面接を始める前にすでに結果が出てしまいます。
- シャツが汚れている
- 髪の毛にフケがある
- 汗だく
- 髭がある
- 靴が汚い
などなど面接の前に鏡で自分の姿を見れば直せるような内容ばかりです。清潔感がないのは面接を受ける以前の問題です。
社風に合わない
これは本人の問題ではありません。どんなに経験やスキルがマッチングしていても、面接で会って話すとなんとなく違うということがあります。
例えばガツガツした営業をしたい人が、まったりとした営業をする会社では入社後に浮いてしまいますよね。
これは候補者も会社側も不幸になってしまいます。
社風が合わないという理由での不採用はむしろ良かったのかもしれません。
経験やスキルが足りない

経験不足で不採用だとなんだか時間の無駄だったような気がしますね。なんのために書類選考をしたのか。
けれども職務経歴書は無意識に自分を良く見せようとしていませんか?少し盛っちゃった内容を人事が見てあなたに興味をもったのでしょう。
採用面接は職務経歴書をベースに進めていくので、その経験が企業が求める水準に達していなかったのでしょう。
やはり経験が足りないというのは実際に会って話をしないとわからないことです。
面接に遅刻

面接に遅れるなんてアリエナイ!
と思うかもしれませんが、案外と面接に遅刻する人がいます。採用面接の場では1分でも1秒でも遅れると不採用の可能性が飛躍的に高まります。
採用面接は人事だけでなく事業部の部長やその他の関係者が集って行うので、多くの方の時間を使うことになります。多くの人の時間を使うので1分たりとも遅れてはいけません。
もしも遅れる場合は、遅刻するとわかった時点ですぐに連絡をしてください。
それでは何分前に到着すればいいのでしょうか?それは5分前がベストです。早くに到着しすぎても、常識知らずとして処理されてしまいます。
方向音痴で道に迷う可能性がある人は、予めグーグルマップのストリートビューで面接会場を確認してください。
言葉使いが雑

言葉遣いが悪いという理由で不採用になったのは、20代の人の多いです。
ビジネスの場としてふさわしい言葉使いができるかということを面接では判断されます。
ベンチャー企業や平均年齢の若いラフでフレンドリーな会社も増えてきましたが、言葉使いは丁寧な方が絶対にいいに決まっています。必要以上にへりくだる必要はありませんが、面接の場では丁寧な言葉使いを意識しましょう。
責任をなすりつける(他責思考)
他責思考とは、自分で責任を取らずに人のせいにすることです。
「上司が、」「会社が、」「時代が、」など自分以外の主語で話す人がいます。こういった方は他責思考の可能性があります。
転職をするということは、現職に何かしらの不満があったからというのは企業側も理解しています。その不満を反省し、次に活かすことができないと次の会社でも同じことを繰り返してしまいます。
学歴フィルターに引っかかる

学歴不足で不採用になるケースもあります。これは特に大企業や老舗企業に多いです。
北陸地方で言えば、金沢大学か富山大学のみというように大学名を限定している会社もあります。
古い会社によっては、高校の名前も聞いてくる会社があります。〇〇高校はOKだけど、□□高校はNGなんてこともある。
これは企業側にも問題があると思います。
オーバースペック

北陸地方へのUターン転職では東京で素晴らしいキャリアをもった方がUターン転職を希望することがあります。過去には外資系金融会社に務めている方や、有名ベンチャー企業の役員などもいました。
そういった方が、企業が求めるポジションに応募しても経験やスキルが必要以上にあるので不採用になるケースが稀にあります。
不思議な話ですよね。その理由を企業に聞くと、入社してからの仕事内容のギャップですぐに辞めると感じるということ。その他にも、会社のパワーバランスが崩れるという理由もあります。
求職者側からすれば、納得がいかないと思いますよね。そういった場合は、転職エージェントを通して企業側を説得させる効果的です。
転職歴が多い

あくまでも目安ですが、転職回数は20代で2社、30代では3社程度と言われています。
転職歴が多い人は仕事が長く続かないと思われて、不採用になりやすいです。特に大手ではその傾向が強いです。
職歴が多い方は正社員として雇用されることが難しくなるので、非正規で働く傾向があります。
そんな中、僕は過去に9回転職をしてきた人を見たことがあります。通常であれば、正社員として働くことが難しくなるのが一般的ですが、全て正社員。しかも年収も右肩上がり。
転職歴が多いといっても、スキルを身に着けていけば転職できる場合もあります。
ブランクがある(離職期間が長い)

転職活動をする場合、会社を辞めてから活動をする人がいます。このときすぐに会社が決まらなければ、無職の期間が長くなってしまいます。家族の介護や家庭の都合という明確な理由であれば問題ありませんが、なんの理由もなく離職期間が長いと採用する企業は不審に思っていまします。
離職期間が長い場合は、はっきりとした説明をできるようにする必要があります。
年齢オーバー

求人広告では「年齢不問」と書かれている求人がありますが、ハッキリといって年齢不問の求人はありません。鵜呑みにしないでください。
必ず求人には年齢制限があります。
具体的に35歳までという数字ではありませんが、30代中盤までといった感じです。
多少年齢がオーバーしている程度であれば、人柄やスキルでカバーすることは十分可能です。そういった場合は、転職エージェントを通せば推薦状としてあなたをプッシュしてくれるます。
犯罪歴が見つかった

転職エージェントや人事は必ずあなたの犯罪歴は過去の経歴を調べています。
方法は、ネットで調べます。SNSが発達しているのであなたの名前で検索すればFacebookだったりTwitterだったり何かしらの情報が出てきます。
僕が転職エージェントとして転職相談をしていた方の中には、強制わいせつ未遂や公然わいせつなどで逮捕歴がある方が2名いました。
かなりレアなケースなので普通の人であれば問題ありませんね。
見た目(女性の場合)

見た目は女性に限った話です。
公にはできませんが、企業では顔採用は当たり前に行われています。見た目が良い女性とそうでない女性がいた場合、企業は見た目がいい女性を採用します。
セクハラに近いかもしれませんが、残念ながら人事は無意識的に顔採用を行っています。
特に、秘書、受付、接客、人事のような人前に出る仕事の場合、見た目は採用に大きく影響します。見た目が良いほうが会社の印象もよくなるからです。
本人の考えと性格が不一致

これは候補者に問題があるケースが多いです。
面接中に当たり前のように「有給休暇は全て消化できますか?」とか「完全週休2日ですか?」と聞く候補者がいます。たしかにバランスのとれた働き方は大切ですが、面接で休みのことばかり聞いていては仕事をしたくない人と思われる場合があります。
面接の場面ではこれから挑戦する仕事のことが話題の中心です。
キャリアアップや将来性の話をスべきです。
話が長い・話が浅い

面接で自分の話を話し出すと止まらなくなる人が稀にいました。1つ質問すれば10ではなく100くらい話す人。
話も結論がなく、ただただ長くつまらない。そんな面接は人事もぐったりです。
話をするときは、要点を絞って結論から話す。たったこれだけを意識すれば、相手にスッキリと話が伝わります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
転職活動で不採用になった時の本当の理由について理解できたと思います。
企業も不採用にするときには、相手になるべく傷つかないように無難な理由で不採用にします。
しかし、その裏に隠された本当の理由があります。このような企業の本音は転職エージェント経由でないと聞けません。
そういった意味でも転職エージェントに登録する価値はありますね。
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