転職活動をする銀行員が増えているが北國銀行と北陸銀行は大丈夫?

転職活動をする銀行員が増えているが北國銀行と北陸銀行は大丈夫?




転職活動をする銀行員が増えています。

人材サービス大手のリクルートキャリアに転職希望者として新規登録した銀行員は、
2017年度上期(4〜9月)に前年同期比で3割増加

東洋経済ONLINE

 

なぜ転職活動をする銀行員が増えているのか?

なぜ転職活動を始める銀行員が増えているのでしょうか?

銀行といえば公務員の次に堅い印象です。
安定して長く勤めることができるイメージを持っている人も多いでしょう。

 

銀行員が転職活動を始める大きな理由は

「将来の不安」

です。

 

銀行の一体何が不安なのか?

3大メガバンクである三菱東京UFJ銀行、みずほFG、三井住友銀行の3行で合計32,500人の大規模リストラを発表しました。

銀行のビジネスモデルが限界に達したことや、人工知能(AI)の普及、IT技術の進化に伴って今まで人が行っていた業務が効率化されたことも影響している。

 

2015年頃から地方銀行の再編が相次ぎ、経営統合による店舗の統廃合も人員を減らす要因になっています。

北陸地方の銀行について

3大メガバンクの銀行員が転職活動を始めているということがわかりました。

それでは、石川県・富山県・福井県の北陸地方の銀行の将来について考えてみます。

 

たくさんの情報を開示している北國銀行と北陸銀行を例にします。

過去の新卒採用人数について

北國銀行は約60名、北陸銀行は約170名が新入社員として採用する

北國銀行と北陸銀行の過去5年間の採用人数をまとめました。

北國銀行の採用人数

2018年:60名(予定)
2017年:60名前後
2016年:62名
2015年:62名
2014年:64名

リクナビ2018「株式会社北國銀行」より

北陸銀行の採用人数

 

2018年:約170名(予定)
2017年:約170名
2016年:162名
2015年:192名
2014年:189名

リクナビ2018「株式会社北陸銀行」より

北國銀行は入社歴が5年未満の従業員が約300人、
北陸銀行の入社歴が5年未満の従業員が約900人
ということになります。

北國銀行の全従業員数が1,773名(2016年3月時点)
北陸銀行の全従業員数が2,770名(2017年3月時点)です。

 

つまり入社5年未満の従業員が銀行全体で占める割合は

北國銀行で17%
北陸銀行で32%

ということになります。

 

何が言いたいかというと、

 

どんな銀行員が転職活動をするのか?

北陸銀行と北國銀行に勤めている方でもたくさんの方が転職相談にやってきました。

多くの転職希望とお会いする中で
転職活動をする銀行員に
「ある特徴」
があることに気が付きました。

その「ある特徴」について説明します。

入社後5年未満の転職希望者が多い

転職活動をする銀行員で目立つのは、

入社後5年以内の20代が圧倒的に多い

ことです。

 

「銀行のイメージはお金を通して地域に貢献できる」

そんなイメージを持って入行したものの
現実は違っていて、そのギャップにショックを感じている方が多い印象です。

 

その他には、業界の堅いイメージと合わなかったという理由も目立ちました。

銀行の営業職の転職希望者が多い

転職活動をする銀行員の中で際立っている職種は

「営業職」

です。

 

え?
銀行でも営業するの?

 

銀行と営業って縁がない印象を持っていませんか?

今の時代、銀行は積極的に営業を行っています。

 

何を売るの?

 

それは金融商品や保険です。

 

銀行の基本的なビジネスモデルは利子による収益です。

融資先に利子をつけてお金を貸すことで、それ差額を収益にしています。

 

しかし、超超超低金利の今の時代なので、金利手数料がとても少ない。

 

そのため銀行も足で稼ぐ時代なのです。

 

その営業方法は超古典的

地域を銀行員が自転車で回って一軒一軒訪問していく

その上、がっつりノルマもある。

 

銀行に入行した人もまさか自分が自転車で営業するなんて思わなかったはず。

 

入行する前は、
「1億円融資しましょう!」
とか、
「やられたらやりかえす。倍返しだ!」
とか、できると思っていたはずです。

 

仕事にギャップを感じて転職を考え始めるようです。

40代以上のベテラン銀行員は転職しない

転職活動を始める銀行員が多いという話ですが、

絶対に転職をしない層がいます。

 

それは、40代以上のベテラン銀行員です。

 

40代以上のベテラン銀行員が転職しないのは

「給与の高さ」と「出世レースの結果」です。

 

銀行員の給与は若いうちは安く、
年を重ねると急激に高くなっていきます。

40代以上のベテランになると1000万円の年収をもらっている行員も出てきます。

高い給料をもらっているので、
多少の不満を持っていても転職をしないのです。

 

さらに、40代にもなると出世レースが終わっている。

自分は出世コースの乗っているのか、
それとも外れているのかわかります。

出世レースの結果がわかるのは35歳〜40歳。

 

つまり40代のベテラン行員達は出世レースに勝ち残った組ということ。

銀行員が転職する業界とは?

銀行員が転職活動をするとどんな会社に転職しているのでしょうか?

 

銀行員は転職に不利です

銀行員は転職にかなり不利です。

 

出身大学が高偏差値の大学である場合が多いので地頭は良い。

 

しかし、多くの銀行員は文系出身だし、特別なスキルを持っているわけでもない。

 

銀行員だからといって、経理や会計が出来るわけでもありません。

 

銀行員が転職する業界と職種

銀行員が転職活動を銀行員の転職先として多いのが、営業職と総務職です。

 

営業する商材の中で難しいものが、金融商品と不動産。

その金融商品をノルマを持ちながら営業していた銀行員は営業マンとしての評価が高いです。

 

もう一つが総務職。

持っている頭の良さと事務処理能力の高さを評価して、
会社の管理部門として採用される場合があります。

 

 

意外に少ないのが、
北國銀行から北陸銀行に転職
北陸銀行から北國銀行に転職
などの、同じ業界での転職です。

 

銀行の転職希望者に話を聞くと、銀行名が変わるだけで業務内容はかわらないので、
転職活動の意味がないからです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

日本全体では転職活動をする銀行員が増えてきています。

それと同じくして、石川県・富山県・福井県の北陸地方の地銀である
北國銀行と北陸銀行の銀行員たちも転職活動を始めている人が増えています。

 

これから銀行の業務内容はより簡素化していくはず。

銀行への就職を目指す方は参考にしてくださいね。

No links found