ブログを書いて広告を貼っておけばお金がもらえるということはもはや多くの人が知っていると思うが、収入以外の面でもブログを書くメリットはたくさんある。
私はブログを2016年から書き続けている(途中で更新停止期間はあったものの)ので、今回はブログを書くことで得られる収入以外の面を解説したい。結論を言えば、たとえブログからお金が生まれなくても、ブログは書いたほうがいいということだ。
ブログを書くとパソコンに詳しくなる

パソコンに強くなりたければ、パソコン教室に通うよりも一ヶ月間ブログを書き続けることだと思う。
パソコンを全く知らない人が、パソコンを使えるようになるためにパソコン教室に通う行為をするが全くの役に立たない。あれは、パソコン教室に通うことが目的になっていて、パソコンを使えるようになることではなくなっていて本末転倒だ。
パソコン教室に通うのではなく、ただひたすらにパソコンでブログを書き続けることでパソコンに強くなることができる。パソコンでブログを書くという目的を作ることで、その目的達成ために必ずパソコンを触るので、自然にパソコンの知識が身につく。
私もブログを書き始めて、WordPressの使い方、画像編集方法、phpなどを理解した。これはブログを書くという目的達成ために取得した副産物だ。
パソコンに詳しくなりたければ、まずはブログを書いてみよう。
ブログを書くとタイピングが早くなる
スマホで十分という理由でパソコンを持っていないので、タイピングができないという若者が増えているらしい。が、タイピングができないということは社会人にとって大きなハンデであることは間違いない。
介護士や美容師、大工、寿司屋などの職業につくならいいけれども、今の日本においてどんな職場でもパソコンは使う。タイピングができたほうが確実に有利ということは変わらない。
転職市場で大人気の事務職でも必ずパソコンスキルはもとめられるので、タイピングはできたほうが良い。タイピングが全くできませんと面接で答えた瞬間に不採用になることもある。
ブログを書くことでタイピングは自然に身につく。毎日パソコンでブログを書いていれば、嫌でもキーボードの位置を覚えてブラインドタッチができるようになる。書けば書くほどタイピングのスピードも性能も向上する。
実際、私はこの寿司打というタイピングゲームでも余裕で上級をクリアすることができる用になった。
ブログを書くと自分の考えを整理できる

迷っているけど迷っている理由が自分でもわからない時がある。解決するために人に質問した瞬間に、スッキリと謎が解けることがある。アウトプットすることで自分の考えがまとまるからだ。
ブログも同じ効果がある。迷っている理由をブログにアウトプットし始めると迷いを解決することができる。
何かのメリット・デメリットをブログに書いてまとめれば、自分のためにもなるし同じ悩みを持つ人のためにもなる。ブログを書くときには、最高の読者は自分という視点をもっていれば、自分自身のために記事を書くことで、必然的に役に立つ記事となる。
実際、私もこのブログで転職・就職などの悩みを書いたことで仕事に対する考え方をはっきりとさせることができた。
ブログを書くととりあえずやってみようの気持ちが生まれる

人生を豊かにするためには行動力が必要と思っているが、人間というのは行動に移すことが苦手な生き物だ。自己啓発本を読んでも99%の人間は行動を変えないし、食器の洗い物さえも後回しにしがちだ。
ブログも同じで、こんな記事だれが読むのだろう?と考えた瞬間に記事を書くことへのモチベーションが下がる。
そもそも、私が書いた記事が読まれるか読まれないかは自分が決めることではなく、ユーザーが決めることなので、だれが読むのだろうか?と悩むこと自体がナンセンス。最高の読者である自分のために、ただひたすらにブログを書いていればそれで良い。
悩む前にまずは行動という気持ちを歓喜してくれるものがブログである。
ブログを書くと人に伝える力が身につく

「今日は〇〇しました」などの日記的なブログではなく、情報をまとめた記事としてのブログを書き続けると相手に伝える力が身につく。
mixi全盛期世代の私にとって、ブログ=日記みたいなところはあるが、それは閉ざされたネットワークだから友人の日記は読んでいただけ。名前も顔も知らない第三者の日記は見る価値もない。それよりも、役に立つような記事であれば多くの人にとって必要になる。
ブログはプレゼンツールのようなものとも言える。
読まれる記事を書くためには相手が知りたいと思う情報を適切な順番と読みやすい文章を意識すること。その繰り返しで、読者目線で文章を書くことができるようになる。
つまり情報をまとめた記事を書き続けることで自分の伝えたいことを相手に伝える力が身につく。
ブログを書くと数字に強くなる
ブログを書いていると一体何人が見ているのだろうと数字が気になってくる。自分のブログへのアクセス数を調べるためには、Google Analyticsなどのツールを導入し、自分有りに文青する必要が出てくる。
難解な数字がたくさんあるが、それぞれ何を意味しているのかを理解し、自分のブログの強みと弱みを知ることが成功する秘訣とも言える。多くの人が見ている記事とそうでない記事を比較して、原因を理解し改善すれば、自然とアクセス数も上がる。この過程の中で数字に対する感性が磨かれる。
分析→問題発見→仮説→実験→検証のサイクルを繰り返し、論理的な数字の分析力を身につけることができれば、仕事にも生活にもあらゆる面で効果が出てくる。
ブログでの副業はおすすめしない
最近では副業ブームもあって多くの人が副業を始めている。副業としてブログを考えている人もいるが、私はおすすめしない。
ブログを収入のためと思って記事を書いていても、書きたいことがなくなり半年もたたないうちに離脱してしまう。そもそもブログでお金を稼ごうと思ったら、半年は続ける必要があるので、コスパは最悪だ。
書きたい気持ちがあれば収入はあとから付いてくる
記事を書くことが好きで、無収入でもいいから書いてみたいという人であればブログに挑戦する価値はある。書きたいから書くということで継続でき、役に立つ記事も作ることができる。
収入を前提としたブログは記事を書かなきゃというプレッシャーに負けてしまうのでやめるべき。